酸味・さんみ キライ?
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こんにちは!岳山珈琲です!
日ごろ お客様と接しているとこんなことが多々あります。
コーヒーを選んでいらっしゃる時、メニューの中の、酸味と甘さが
際立つ…などという説明をご覧になって、
「わたし酸っぱいのがキライだから酸味のないコーヒーはないの?」
という声をよく聞きます。
その時、酸味がまったくないコーヒーなんて
ぜんぜんうまくないんだけどなーって思います。
以前、焙煎を失敗してしまったとき、苦みだけで
酸味がまったくないものになり、全て廃棄したことがあります。
味に奥行きがなく、飲んだ時の口の奥に広がる香りも全然ありませんでした。
鋭い酸味や渋みのある酸味はロブスタという種類のコーヒー特有の特徴で
多くはインスタントコーヒーや缶コーヒーに使われるものです。
当店で扱っているコーヒーはすべてアラビカという種類のコーヒーなのです。
良質なコーヒーは ほどよい酸味をもっていて、
苦みとのバランスが
全体のバランスを決めるといっても過言ではない。
酸味はコーヒーにとって重要な「良い味」の要素なのだ。
(「コーヒーおいしさの方程式」田口護+旦部幸博 より)
当店では今年に入ってから店内にWEICOME COFFEE を置いて
ほどよい酸味を味わっていただいています。
どうぞ スペシャルティコーヒーを味わってください。